2010/08/14

5年ぶりに自作PCを新調しました

もう何年も前から機会を伺いつつ、
価格.comやImpressWatch,アキバ総研を見まくってたが、
脳内組み立て妄想をする日々とも暫しお別れ。

少ないながらもボーナスみたいなものが出たので
5年ぶりにデスクトップマシンのパーツを新調した。

思えば、5年前のパーツも仕事を始めたての頃に、
ようやく溜まり始めた貯金で念願叶って購入したものだった。
当時のアーカイブ

しかし、技術の進歩というのは物凄く早い、
今となっては当時のミドルレンジスペックも物足りない状態。

主な利用用途としては、
■ネットサーフィン
■ゲーム(主に3D FPS)
■音楽関連(DJ,DTM)
■動画編集・エンコード(r)
■写真レタッチ、たまにDTP
で、一番重い処理が動画エンコードである。
※余談だが、去年の冬クールから録り溜めてCMカット編集
放置状態のアニメが800GB分ある。何とかしたい

今回の自作テーマは
「低消費電力だけどそこそこスペックの寝落ちてもうるさくないよ!ちっちゃくないよ!」マシン
■低消費電力のミドルレンジ4コアCPU。爆速なのは高いし熱いし今は要らない、6コアもソフトが対応してないので要らない
■安く抑える為に、AMDのCPUにする。Intel Coreiシリーズは憧れるけど、今回は見送り
■新規格ソケット(AM3)とDDR3メモリに対応したマザーなら、ボトルネックも少なくなるはず
■GPGPUでの動画エンコードが少し気になるので、グラボも新調。だが、外部電源が必要なゲーム向けは不要
■リテール(同梱)ではなく、別売りのCPUクーラーを検討。ケースファンも低騒音で水洗い出来るものに変更
■64bitOS,PCケース,SSDは見送り
■予算約5~6万円


ということで、ふらっと我らがユートピア秋葉原へ行き、
パフェを食べながら、あらあらうふふとのたまいつつ、
パーツ購入完了。



TZONEの店員さんが、一番丁寧に見積もり対応してくれて、
値段も良心的だったので、全てのパーツをまとめて購入。
夕方の6%タイムセールもあって、事前調査のネット最安価格より安く調達できた。
今回で、よりいっそうのASUS厨になってしまった。
CPU: AMD PhenomII X4 945

昔と違って、随分とコンパクトな箱で売られるようになったな
シールだけでも売ってくれ!
MotherBoard: ASUS M4A88TD-V EVO/USB3
まだ利用機会は無いけど、USB3.0が付きました
グラボ買うのに何故かオンボードGPU付きで
SLI,CrossFireしないのにPCI-Ex 2レーンのマザーを買ったのかはひ・み・つ☆
(単に訳がわからなくなって言いくるめられた感もある)

まぁ、CPU周りのコンデンサや電圧パーツも、安いものにくらべたら良いだろうし
ヒートシンクも格好良いので、目をつぶります。
GPU: ASUS ENGT240
GeForce240が非外部電源モデルで一番ハイスペックなので、これに。
同じプロセッサでファンレスのモデルもあったのだが、店員さん曰く
「ケース内のエアフローがしっかりしていないと、逆効果な部分もあるし、
グラボのファンならそれほど五月蠅くないので、気にならないと思います」
との事で、ファン有りモデルを買う。少し安かったし。
電源: Abee Athlete 600W Plug-in
若干予算に余裕があったので、電源も買うことにした。


80PLUS Bronzeで、プラグインケーブル・Abeeの静音Nano-Tek Fan搭載モデル
電源温度が低い状態では、ファンを自動で止める機能が付いている
Memory: UMAX Cetus DDR3-1333 2GB×2
本当は、見た目が格好良いからという理由でCorsairのDominatorシリーズが
欲しかったんだけど、値段が高いという点と、これまた店員さんのアドバイスで
「オーバークロックメモリは相性のリスクが大きく、
CPUを定格で使うならあまりメリットが少ない」との事で。

CPU Coolor: Scythe 鎌アングル Rev.B
ケースファン: ENERMAX CLUSTER CUUL12

ケースファンは羽根部分を取り外して掃除が可能な静音モデル、風量もそこそこ
クーラーの方向を自由に変えて取り付けることが出来、
マザーボード内の他パーツを間接的に冷やすことの出来る代物
付属のファンも静音モデル、クーラーの取り付けは少し面倒だったが、
おかげさまで、この時期でもCPU40度くらいで推移してる。よく冷える

年末にASCIIi.jpでやってる「200x年度CPUクーラー最強王者決定戦
の記事を参考にチョイスした

ということで、ウチの子に組み込んでいく
一部の人にはお初にお目に掛かる、うちの子
ASUS VENTO3600です
正直、拡張性が悪いので、新しい子に変えたいとも思ってはいるが
恐らくこのケースは売りに出さずにずっと持ってるかな…?
いろいろ厄介だったが、無事に組み込んだ
CPUクーラーとケースファン
ケースのフロント部吸気が弱いので、ファンの向きはあえて内側にし、
メモリとHDDに風を当てることに
無駄に多い板物。TVキャプチャボードもそのうち何とかしないと…
地デジ対応…('A` )

無事に組み上がったので、早速ベンチマークソフトで性能を測る
ベンチには以前から使っている
■HDBENCH
■3DMARK'05
に加え、今回から
■CINEBENCH 11.5
■3DMARK'06
を試してみた


■HDBENCH
[Before]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)


[After]

Vento3600 ver3 (AMD PhenomII X4 945, Geforce GT240)

CPUとメモリの性能アップが物凄い。
TOTALでの性能は約3倍に。








■3DMARK'05
[Before]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)

[After]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)

3D描画性能は2.5倍くらいアップ














■CINEBENCH 11.5
[Before]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)

[After]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)

OpenGLテストが動かなかったのが、動作するようになった
マルチコアでのCPUテストは約3倍、シングルコアでも2倍の性能向上



















■3DMARK'06
[Before]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)

小さくて判りにくいが、3,280ポイント
[After]
Vento3600 ver2 (AMD AthlonX2 3800+, Geforce 7800GT)

こちらは8,821ポイント
約2.5倍の性能アップ




















ということで、大幅な性能向上になったようで、ホクホクです。
1週間程度利用していて受けた実感としては
■YoutubeのHD動画(720p, 1080p)を見ていたときに、CPUメータが天井貼り付きだったのが負荷10%くらいに
■タダでさえ負荷が大きい3DのFPSゲームプレイ風景をUstreamした際、ゲームがカクカクだったのに、今では負荷50%くらい
■撮影した写真の縮小バッチ処理が、そこそこ速くなったような気がする
■動画編集~エンコードは未だ試してない
■Traktor(DJソフト)はそもそもそれ程大きな負荷ではなかったけど、DAWで音楽編集する際の負荷は軽減されたか…?
という感じ。

CPUメーターを常に表示している身としては、いつ見てもPC負荷に余裕がある状態というのは、精神的にとても良い…。
5万くらいでこれだけの性能アップが出来るなんて、ほんと良い時代になりました…。


ということで、旧PCパーツが余ってます
・マザーボード、CPU、メモリのセット
・グラフィックボード
・電源
スペアパーツとして取っておくという考えもあるが、興味のある方はご連絡下さい。

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